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山崎まさよし「影踏み」(19.09.14)

 月が曲中に出てくる曲です。今年の中秋の名月は、13日でしたが。それの直後にリリースというのは、なんか、意図的なものであるように、感じます。11月13日に、アルバムをリリースする、山崎まさよし。年末、48歳になります。上皇陛下のお誕生日が、山崎の誕生日でも、ありますが。今年からは休みでないので、困っているかも、しれません(笑)。

 最近、グレードアップした活動方針で、コマーシャルにも、アニメの主題歌にも、参加し、評判もいいのだろう、と思っています。ドラえもんも、ガンダムもこなす、幅の広さも評判だろう、と、思っています。若いときから、本当に魅力的な、いいシンガーソングライターです。もう、20年は応援していると、思いますが、だんだん、いい意味で派手になっていく彼の活動が、いつも魅力的で、もっと良くなっているのが、嬉しくて。これからも、応援していこう、と思っています。

 お若いころ、どうだったか、とか。あのアルバムのときはこうだった、とか。あたしは、割とよくご存知あげているほうだと、思います。歌が、大変お上手な山崎さんです。ピアノも、お上手です。また、アコギヒーローです。

 以前、津市の会館で、拝見した際、あんまり、ギターの音色が美しいので、うっとりしたのを、覚えています。

 アコギが、リズム楽器であり、伴奏楽器でもある、ということを、何よりも、大事にされてきた、一途な気持ちの山さんです。

 若いころに、悲しい恋愛を抱えていらっしゃったことを、気づいていたり、します。そのことが、割り切れるまで、実直な、山羊座らしい、楽曲で、トラディショナルな、いいミュージシャンでした。けれども、在りし日の、クラプトンであるとか、スティングであるとか、コステロであるかのように、大きく、開いた、大衆向けの、スターヒーローに、割り切れてから、ご恩返しのように、チェンジし。今の、日本を代表する、文化人の、彼があったりします。

 明るい、良い人ですが、神経質で、うじうじしだすと、長いのを、あたしは、信じていたりします。そのころ、吹っ切れなくて、お月さまを見ながら、浮かばれない恋愛に、いちいちしがみついた、それが、だいたいこの楽曲に書いてある、内容ですね。うん、意外ですか? 割とこの人は神経質で、天然だったりしますよ。

 楽器を持たせておくと、うきうき、子供より、楽しそうにしています。そういうところも、良いです。

影踏み

影踏み

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