bluebirds

音楽評論ブログ、ブルバへようこそ。

disc review (japanese)

Mr.Children「Birthday / 君と重ねたモノローグ」(20.03.04)

ただひたすら50歳になった桜井和寿たち4人の、栄光の歴史を思い返そうと思いました。4人の新しい旅立ちの歌だなあと、そのことを讃えながら聞かせていただきました。音色がストリングスに聞こえるラインがね、新色で、そこのところの新機軸の感覚で20…

藤巻亮太「Heroes」(20.01.11)

あ、こんにちは、シェリルです(笑)。実は数日前から決めていました。藤巻亮太くん、40歳の誕生日、本当におめでとう! 大好きな藤巻くんの、新しい、デジタルシングル「Heroes」が、昨日から発表されています。 えーと、この曲は、珍しいんだけど、藤巻く…

嵐「Turning Up」(19.11.03)

ちょっと今日は、嵐「Turning Up」の味わい方を。そうですね、ブリティッシュっぽいR&Bって、日本のポップス(J-pop)には、珍しいですよね。アメリカのとは、ちょっと味わいの違う、日本語ならでは、という感じでもない。アイリッシュとかね、そういう言葉…

山崎まさよし『Quarter Note』(19.11.13)

最近、巷で、流行りの。先取りをする、啓蒙啓発が好きな人。今、本当にみんな、それが生き甲斐で、という、発信するのが、好きな人。たくさん、居るのを、ご存知挙げています。 今、デビュー25年目を、爆走する、47歳のシンガーソングライター、あまりにも素…

山崎まさよし「影踏み」(19.09.14)

月が曲中に出てくる曲です。今年の中秋の名月は、13日でしたが。それの直後にリリースというのは、なんか、意図的なものであるように、感じます。11月13日に、アルバムをリリースする、山崎まさよし。年末、48歳になります。上皇陛下のお誕生日が、…

鬼束ちひろ「End of the world」(19.03.27)

End of the world 鬼束ちひろ J-Pop ¥250 provided courtesy of iTunes 今、ここにある、元号が変わる、という事実と、その変化するという、恐怖を、裏切り、美しい名「令和」を、受けて、今日、この日、鬼束ちひろさんの、「End of the world」を、ご紹介し…

山崎まさよし「アイムホーム」(18.11.21)

瞳に、有無を言わせぬ、説得力があるな、と、長い間、ファンとして応援していますが、初めて思った、気がします。1995年に、シングル「月明かりに照らされて」で、デビューしてから、23年経ちました。もうじき47歳になりますが、歌声は、衰えること…

西野カナ『Love Collection 〜mint〜』(13.09.04)

これらは、私は、ピンク→ミント、と。30曲連続で、聞いたほうがいいかと思います。行動の軌跡と言いますか。そのときどきの、彼女の人生の流れが、よく繋がっているいい、流れになっていると思います。 この5年前のベスト以降、もうちょっとだけ、オープンな…

西野カナ『Love Collection 〜pink〜』(13.09.04)

あなたの来た道は、いつ、その踊り場から抜け出て、遠い永遠の日々に、思いを馳せたのでしょう。三重県松阪市の出身の、女性シンガー、西野カナの、5周年の活動をひとまとめにした、装丁も、本当に美しい、2枚バラバラの販売の、ベストアルバムです。 明るめ…

西野カナ『LOVE one.』(09.06.24)

<賭けて コケて 泣いて emotion 止められない>とは、なかなかどんな文芸家でも出てこない言葉です。英語が、邦楽の標準より達者な、洒脱な歌詞が得意な、美しい歌うたい、西野カナの、ファーストアルバムです。冒頭の詞は、デビューシングルだった「I」のB…

西野カナ『LOVE it』(17.11.15)

西野カナの、通算7枚めの、フルアルバム。大体SNSの「いいね」という意味だという、タイトル。今の、スマホ時代の。リアルなポップスとして、大人気の、当世一番の、人気歌手のアルバムです。頭のいい方だなあ、と、あたしシェリルは思っています。あなたの…

安室奈美恵『Finally』(17.11.08)

これで最後、と思い定めたとき。あなたはは、どれほどの実際には後悔で、この仕事を見限ったのだろうか、と、内心そう思う、とは、最初に書いておきます。歌が好き、というよりは、歌手が好きだったんだろうなあ、と。コンサートだけの活動にしたいぐらいだ…

globe『FACES PLACES』(97.03.12)

この時代、小室哲哉プロデューサーは、何を視ていたのでしょう。彼が、このテクノアレンジの、名曲ばかりのユニットを、立ち上げ、表現したかったものとは、あったのでしょうか。きっと動機などなく、ある意味自動的に、流動的に立ち上げた、自然な発想だっ…

西野カナ「アイラブユー」(18.04.18)

なんかファンクな歌い方で、よく聞くと結構こわいことを、歌っていたりします。失恋じゃなしに、結構もっと大きな絆を感じさせる曲ですね。まあ最初からカナやんのはそうですが。うん、デビューシングルからしてそう。彼女は商業歌手のひとで、そういうタイ…

西野カナ「Bedtime Story」(18.09.12)

架空の恋の話を、書くというのは、本当に難しいことだと、誰よりも、西野さん、貴女ご本人が、ご存じだろう、と、いつも、ちょくちょく思っています。けれど、その姿勢は、貴女が、一生懸命、踏まえて、自分のことを、逃げずに書き、そのうち大いなる、神の…

鬼束ちひろ『シンドローム』(17.02.01)

音楽を作る、ということが、楽曲の制作というだけではなく。全般に渡った、アルバムという単位での、掌握をしっかりしながらの産物であるというように、定義付けが、成り立ってきたのは、割と近年のことだったように、思っています。 鬼束ちひろさんは、1980…