bluebirds

音楽評論ブログ、ブルバへようこそ。

いつも、実家のあたしの部屋の窓を、

 開けるのが、この季節の、あたしの風習でした。黄昏どきに、窓を開けて、だれか来ないかなあ、とでも、思ったんでしょうね。

 あたしは、音楽が好きな少女で、よく、日本語のいい音楽を、聞いていました。特に、ミスチルが好きだったりするのですが、次に好きなのは、L⇔Rという、美しい音楽を乱造するポップユニットで(爆)。そのボーカル、黒沢健一が、素朴に大好きなあたしでした。

 親はもういないあたしです。弟も好きだったなあ、と、思い出します。なんか、ラジオ番組が破壊的に面白くて。3万円あったら、革ジャンが買える、みたいな話をね、しているさまを見ながら、3万円の革ジャンって、安くないかな、と思った、というのが、一番のエレジー

 そんなこと、もし健一さんが聞いたら、怒るかもしれませんが(笑)。でも、まあ覚えていますよね。服が綺麗で、達者な人だったなあ、と、よく思い出します。

 彼が、脳腫瘍で亡くなって、2年半ほど過ぎました。今日は、51回めの誕生日です。健ちゃん、おめでとう。会えなくても、気にならないぐらい、あなたは素晴らしい人でした。いつも、あなたの音楽は、だれのものよりも上等で。かつ、歌が上手くて。正直、あなたが、何処をくじいて、辛い道を知ったか、あたしは、ご存知あげています、けれども。悔いのない日々でしたね。いつも、そう信じています。

 あなたの、ご家族であるとか、はたまた、素晴らしい、ミュージシャン仲間であるとか。そういった方々も、忘れることなく、いつも、あなたの力に、充たされていることだろう、と、思います。

 照れ臭いですが。えーと、今日は、これね。

恋のタンブリングダウン

恋のタンブリングダウン

 自分が、いつも嬉しくなる曲です。

 それにしても、愛しい音楽に、また、会いたくて、会いたくてね。ありがとう。