知性が、一番似合うのは、歌手という存在だと、最近思っています。音楽は、頭がいい人が作るものですが、歌手は、もうすこし、クレバーでなく、イノセンスが問われる方が、している仕事だと思っています。いい歌を歌う人は、センテンスと、ディテールに拘る生きものだと、あたしは思いますが。
古くから、いい音楽とは、サスペンスのようなものだと、そうも思っています。けれど、それは、やはり前述の通り、イノセンスが強い人が、勇敢に挑んでいるという、その光景としてのサスペンスだと、思っています。
そのゆえ、メロディラインの強さは、人の潔さに比例しています。あらかじめご了承ください。以上、今日のシェリルのメモでした。
