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安室さんのいないこの世界で

 彼女、安室奈美恵さんが、引退して去っていってから、もう1ヶ月経ちました。みんな、どんな気持ちで、この1ヶ月を暮らしたでしょうか。やっぱり寂しいですよね。でも、イマイチ、私シェリルは、実感が乏しいです。もう本当に、歌手じゃない、とか。もう本当に、芸能人でない、とか。はたまた、本当に、表にいない、とか。それは凄く凄く、悲しいことです。

 私シェリルは、最近、同じ三重県出身の、西野カナさんの応援をさせていただいています。理由は、彼女が、人気のある、歌手だからで、もちろん、実力だって、歴代の歌手の中でも、平均よりはいい、いい範囲の、かつ好ましいタイプのミュージシャンだからです。私は、彼女が、踏み間違えないほどに、賢い女性だというところと、かつ、性格が優しい、気立てのいい女性であるところに、期待をしています。松阪市はいいところです。たくさんの、友達が、私の身内が、住んでいます。

 三重県は、すこし黄色いパルスの強い、結構豪強な土地柄の場所です。私は、実際には桑名市出身ですが、彼女の故郷、松阪市にも、割と明るい理解をしていたりします。松阪市は、なんと言っても、誰でも知っていそうですが、松阪牛と言う、大変美味しい和牛の産地だったりします。松阪牛は、本当に美味しいです。そうして、その松阪牛に負けないぐらい、有名な、人気のある、カナやんに、なってほしいのです。

 私は、安室奈美恵さんが、大好きです。「一、音楽を愛するものとして」という、発言を、なんか途中でゲットしたのですが、彼女が、歌手らしい、歌ものの歌手だったのに、そんなミュージシャンらしい、美しい発言をして、また、彼女の本当の、安室奈美恵らしくない、声をひさしぶりに聞いて、感謝し、これから先の、永遠の旅路において、歌手をしないようになってしまっている彼女の、悲しみに、涙を拭いたいです。

 戦う女。まさにそれが似合いの、でもテンダーな、女傑でした。カナやんが、これからひとりで、支えている、僕らの日本です。いつまでも、ソニーらしいアレンジと、あの頃、僕らが、永遠になる直前だった時代の、亡きひとと、在るひとと、感慨とに彩られた歌たちを聞きながら、今は無い可能性たちに、未来への片道切符に、涙を拭いながら、書いていきたいものです。奈美恵さん、ありがとうございました。人間は、リードシンガーなくしては、誰も生き難い生き物です。あなたは、素晴らしい、この時代で一番の、その頃の日本で一番の歌手でした。そのことを、抱え、感謝し、コスモスの季節の終わりに、記しておきます。

 悲しみが、いつか癒えますように。ありがとうございました。

 カナやん、彼女の無念を理解し、また、安室奈美恵になれるように、40歳までの、10年半ぐらいある旅路を、駆け抜けてみてください。私、シェリルは、あなたを応援します。呆れることなく、外すことを知らない、あなたを、信用しています。

 コスモスの花言葉は、「乙女の純真」です。秋の空の中、そう思います。