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見えない敵があるとしたら。

 今日は、ミスチル

 もう結構大人になってから、時間が流れた、あたしシェリルです。ですが、まあ、忘れがたい少女時代の感受性豊かな、思い出があって、それは、この日、四日市の駅前へ、シングルを買いにいったなあ、という。

 当時は、松坂屋でした。今は、アピタが入っています。四日市市の、近鉄の駅のそばの、当時は新星堂があったので、そこで買ったんだと、覚えています。夏は、当時すでにもう暑く、で、なかなか自宅から、四日市の駅は遠かったりするんですが、なんであんな遠くへ買いにいったんだろうなあ。

 1996年8月8日だったように覚えています。こんときは、なんかの都合で(平成8年やったんだろうか)、8並びの切符が売っていて、それを買ったような記憶もあります。

 また、当時はアイワというメーカーの、ウォークマンですね、カセットプレイヤーで、聞いていたなあ、とか、思い出せば、思い出せるものです。

 あんまり、書いたことがないのですが、あたしは、少女の頃は、一番ミスチルが好きでした。今も、実際にそうですが。あんな、おおらかな少女の、慎みぶかい、思い出は、やっぱり、スイートな、18才のブルースとしてね、このときのことを、夏の暑さとともに、思い出させます。近鉄の列車内の、暑さとともに。

 母は、四日市の駅のそばの、会計事務所に勤めていました。結婚する前でした。

 で、そこで、同僚の税理士さんと、魂を込めた、交流をしていました。

 母が去り、5年半ぐらいになりましたね。もう、亡きひとびとに、想いを寄せる。ちょっと、ミスチルを、あんなに、無邪気に、無心に、打算も何もなしにね、聞けた季節は、もう帰らないなあ、と、まあ、それは事実、あたしの、大人の事情で、そうなんですけども。いつも、母と、あの素敵な税理士さんの、手のひらの上で、遊ばれていた、いや、自由に、されていた。

 そんな、なんか無邪気な少女時代に、あのイノセント・ワールドに、また、巡り会いたいな、と、思っています。

 母は、鳥みそのおにぎりが得意でした。その頃、よく登場していた、あたしの、必勝アイテム、だったのでした。

 時代が替わりました。令和、この響きに。なんだか、嬉しくなりながら、前へ進んでいく、自分に。今日は、マシンガンでなしに、美味しいものでも、捧げようと思います。

 アイドルじゃない、ヒーロー、ミスター・チルドレンは、素晴らしい存在です。あの日、あの時、通りすぎた、ヒロイックに、今、花を捧げようと、思います。

マシンガンをぶっ放せ

マシンガンをぶっ放せ

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  いやはや、時間は素晴らしいものです。