bluebirds

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グローリーデイズ。

 音楽というのは、いつもハイカラな、気持ちになりたいから、聞くものであって、と、学生の頃は、信じていました。あたしは、ポップロックが、大好きなのですが、いつも、ブラスアレンジやらに、心を震わせ、上げて上げてと、きゃんきゃん叫びながら、割と大げさに感動できない自分を恥じて、感情の不足さ、加減とか、ちょっと冷淡な、気質とかを、学びながら、聞いていたように思っているんですが、そうですね。ハイカラ、というのは面白いことですよね。やっぱり辛いことがあるから、と、元気になりたくて、いや、ちょっといたましいですが、涙を止めたい一心で、熱意を持って、聞いていたところも、ちょっと(いや結構?)あったり。はたまた、でももっと大きな意味で、やっぱり音楽をわかるようになりたいんだ、と、勉強するためにも、と、聞いていた気がします。でもそれはもうちょっと大人になってからだったかな。いやはや、音楽というのは、喜怒哀楽に寄り添い、癒すいい良薬だな、と思いますが、うーん、現在のあたしが、割と安定した性格になったのは、たぶんちょっと心の襞(たましい?)に、じわじわっと来るぐらい、ぐっと来る声の音楽を、聞き合わせて、いたからかも、しれません。